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浅はかな妄想探訪記

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二人のマーフィー

先日、過去に誘導される話を投稿しました。

2o65o.hateblo.jpそういう具合で、過去の行動が、未来の自分のために用意してあったかのように人生の道標となることがあって、ほんと不思議。

今回は、過去の行動に自分が救われた話。人生に対する考え方が180度変わった瞬間。本の神様かもしれない(*'ω'*) 大事な場面で、古本屋さんや書店で「」と、目が合う本があったり、開くページに大事なことが書いてあったりするようなことがあるんです。

二人のマーフィー

日本国内ではテレビなどでも取り扱われ、一時ブームにもなったことから、エドワード・A・マーフィー・ジュニア氏の「マーフィーの法則」の方を知っている方の方が多いのではないかと。

割と新しいマイナビニュースの記事にも取り上げられていました👇

news.mynavi.jp

なので、マーフィーと聞くと、よくない方の予想が当たるというマイナーな印象を受ける方も多いかもしれませんが、知ってる方は知っている、もう一人のマーフィー氏。そちらを是非知っていただきたいと思い、こちらにお二人を並べさせていただいた次第でございます。

引き寄せの法則というなら…
ジョセフ・マーフィー氏の著書を是非

なんだかんだ十数年前頃から?引き寄せの法則っていう言葉が流行っていて、一時期、そういう書籍も、団体もいっぱいあったかと。いや、最近ではYoutubeでもよく見るタイトル。とにかく、今もなお世の中にあふれておりますが…引き寄せについて学びたいなら「ジョセフ・マーフィー」氏の著書をお勧めしたい!高額セミナーありません、認定試験ありません。書店で買えます。理解して自分で実践するのみ!お題は書籍代のみ!

個人的に、お勧めなのは、産能大学出版部が出版している書籍。この書籍のどれだったか、amazon内のレビューにあったのだけど、日本語訳に不自然さを感じる方もいらっしゃるような。しかし、自分は、それが意外とお気に入り。

日本語でそういう言い回しする?というのが、英語。ある意味、日本語の文体としてはちょっとどうかなというくらいのほうが、元の英文をイメージできるので、状況やその背景をイメージしやすい。違和感のない日本語に訳されると、こうしたモノが見えなくなるので、どうも空々しかったり、ピンと来なかったり…。

英語が全然だめだ…という場合はお勧めできないけど(;^ω^)元の英文をイメージしながら読んでいただければ👍

sannopub.co.jp 

amzn.toひょっとすると、新しい版は日本語が綺麗になっているかもしれないけど。

好みもあると思いますので、気になる方は全検索で!

まったく初めての方に

Wikipediaにもあるように「ジョセフ・マーフィー」氏はアメリカで牧師をされていたため、文化的背景、宗教的背景もなんとなく感じながら読んでみるのがいいかも。

人生の救いとなった著書

自分自身の話になりますが、「ジョセフ・マーフィー」氏を知るに至る、ある本との不思議出会いがありました。

amzn.to

古本屋さんでの出会い

20代の前半のある時、自由が丘の古本屋さんで見つけたこの「大島 淳一」氏の「マーフィー100の成功法則」を100円で購入しました。天気のいい日で、店舗前の路地に敷いたシートの上にたくさん古本が並べてありました。その中から、このタイトルが目に入り、値札を見て、100円で成功するなんて…ほんまかいな?そうかいな…。と、思いながら手にしたのを覚えています。そんな風に思った割には、試しに買ってみよう、と、買って帰ったのです。

それを読むこともなく幾年月。もう一度チャンスが…

本を買ってもすぐに読まないタイプです。その本を手にしてから読むこともなく、何年も過ぎました。20代後半に差し掛かったころ、自分の人生に大きな事象が相次いで起こりました。とどのつまりに事故で1か月入院*1。人生行き詰ったという感じです。どのようにしてこの先の人生を歩めばいいのかわからなくなっていました。退院後、自宅療養をしていた時のことです。あ…。そのときふと目に入ったのがまたしてもこの本。そういえば、読んでなかった…。そうして読み始めてみると…。冒頭から、目からうろこ。今までの考え方が180度転換しました。

え!そうなの!

それまでの自分…

なんだかそれまでの自分は、苦しめ、苦しめ、楽な生き方をするな、というような、自分を追い込むだけ追い込んで行き場がなくなるしかない考え方を無意識にしていました。ジョセフ・マーフィー氏の著書にある潜在意識の法則からすると、なるようにしてそうなっていたのです。自分でそのように思って生きていたのですから。

なぜそのような考え方をしていたのか?

祖父が戦死だったというのもあるかもしれません。父はよく「楽をするな」と言っていました。耐え難きを耐え、忍び難きを忍び、というのは、終戦で語られた言葉です。その前後の文章は伝わってこないのに、その言葉だけが、自分の育った家庭環境にあったような気がします。楽をしてはいけない、ということが、自分の中では苦しめ、苦しめ…。となっていたのです。楽なことはだらけていることだ、自分が快適であってはいけない、と、無意識に自分に言い聞かせて育ってしまったのだと思います。父も悪いようにしようとしたわけではないのでしょうが、幼い弟が続けて亡くなり、同年に父が戦死、戦後に姉が病に倒れ…、と、幼少期から不幸な時代を過ごしてきただけに、ついつい厳しくなったのでしょう。

自分が快適に生きることが悪いことではなくなった。

このことをわからせてくれたのが、この100円で買ったこの「マーフィー100の成功法則」でした。「ジョセフ・マーフィー」氏は牧師さんなので、聖書の引用が多くあります。たまたま高校卒業の時にギデヲン協会から、卒業生全員に聖書が無料配布されていて*2、それも手元に残っていたため、聖書も参照するようになりました。このギデヲン協会の聖書のよいところは、こういうときにここを読む、というのが索引されているところです。やみくもに全部読んでも大変です。入信・改宗したわけではないですが、とてもつらい時期を共にしてくれたのは、この2冊の本でした。

折れてしまった自分自身を再起動する方法

生きていると、行き詰ることはあります。その場合、傷ついた心を癒すために自然に触れることがベターな場合もありますし、折れた心を奮い立たせるために自分自身に呼び掛けることが機動力になることもあります。自分は前者を開放、後者を自己啓発、という感じに分けています。自分’の心を外に向かって開放する場合と、自分の心の内に向かって奮起させる場合、状況によって使い分けるのがよいと、自分は思います。

引き寄せ手法は自己啓発の類です。自己啓発ばかりしていると、疲れることがあります。アメリカンビューティーのお母さんを思い出します。

疲れたら、自然と触れ合い、心は開放しましょう。

その後の人生

その後、人生が順調だったかというとそうとばかりとは言えませんが、いろいろあったけれど、本当につらい時に寄り添ってくれるのは、いつも「ジョセフ・マーフィー」氏の著書です。

成功って一過性のものではないし、成功したぜ!って安心するものでもない…。とりあえず、自分は考え方を改めれば人生が変わるというその効果を体感しました。継続は難しいけれど、著書を読み返してみると、またその答えがあり…。簡単に極められません、人生は。なので、まだまだ人生を続けましょう(笑)。

大島淳一さんに感謝と追悼

ジョセフ・マーフィー」氏の著書と引き合わせてくれた「大島淳一」さんはペンネームで本名は「渡部昇一」さん。

bbank.jp

H29に天界の人になられておりました。

www.chichi.co.jp

多くの方を幸せに導いてくれた方です。自分も大変救われました。ありがとうございます。

ja.wikipedia.org

*1:当時は今より入院期間が長めということもあった

*2:ちなみに公立高校