σ(゚∀゚ )オレの個人的な人気商売にまつわるエピソード3選。
今日の目次:
スター稼業
何かのラジオ番組で、ある日本のスター(芸能人・男性)のエピソードが語られていた。ある場所でその人が特別待遇を受けている場面に立ち合ったとき、その人がその景色を眺めながら「スター稼業も悪くないでしょ?」と、言ったとか。
まぁ、素敵ね。
しかしこのスター稼業というのは、なりたいとかやりたいじゃできないんだぜ、と、思う出来事があった。
コンサートに呼ばれる
武道館というのは、なにも東京にだけあるわけではない。地方にも武道館と名の付く公共施設はあって、東京と同じようにコンサート会場になることもある。
その日、σ(゚∀゚ )オレはとある地方に居たのだが、朝からその地域の武道館がある場所、そのあたりにやたらと行きたくて仕方がなかった。河川敷も近くのその場所には公園なども整備されている。武道館に行きたくなったというわけではなく、今日は、あのあたりに行きたいという衝動が起きて仕方なかった。今日はあそこに…。いつものようにメッセージのようなものがあったわけではない。それなのに、なぜか気持ちが逸る。用事もないのに。ただただそこに行きたいと、なぜか心が興奮状態。
これだけ思うなら行ってみよう
なぜそんなにそこに行きたいと思うのか謎だったのだが、これだけ思うのであれば、行ってみることにした。夕方になって出掛けることができた。
行ってみると、武道館からなにやら音が漏れている。コンサートやってるんだな。
武道館のコンサートと言えばそれなりの規模でそれなりの人が来る。当日は入れるようなイベントではないし、武道館の真ん前までいって何か確認することもないだろう、と、その周囲の公園を写真を撮りながら散策して歩き、日が暮れる前に帰路に就いた。
帰ってから調べてみると、あれは、あのスターのコンサートだった。
すげーな。スターっていう人は、こうやって人を呼ぶんだなぁ。人気が出ちゃうんだよ。だから、スターなんだよ。なりたくてなれるものではなくて、持ってないと無理なんだな。なんて思った。
まぁ、これは呼ばれたっつっても…だけど(笑)。
自前の魅力かそれともコード進行か?
そうすると、80年代のこのスターもそうだったんだろうか?と、思い出した。ある冬の午後、テレビをつけるでもなく、なんとはなしに炬燵に転がっていた。近くにある作業場からラジオの音が漏れていた。ラジオを聴いてはいなかったのだが、ある時、鼓動が早まった。ドキドキしている。なんだこれ。気づくと、初めて聞くJ-POPが流れていた。なんだこの歌?。途中でハッとしたので、歌手の名前も曲名もわからない。歌が特別うまいわけではない。それなのに、気持ちが逸った。なんだ、このドキドキは?…子供心にそう思ったのを覚えている。
翌日、学校に行くと、そのアイドル歌手の名前が飛び交っていた。
ちょっとこの場合は歌を聴いてドキドキしたので、コード進行によるものか、本人のものなのかは不明。
人気の飲食店
タイトルを人気商売にしたので、これもいいかな。人気商売というのは、人を呼ぶ力がないとだめなんだろうな。魅力があるから人気が出るというけれども、その要素の一つは人を呼ぶ力もあろうかと。
ある地方の人気お好み焼き店。そこの店主が変わっていると連れて行ってもらった。名刺で割り箸を斬るのだそうだ。まじかー?と、思っていたが、店主から寄ってきてくれたのだったか、連れが声をかけてくれたのだったか忘れたが、その技を店主が自分たちのテーブルで披露してくれた。本当に斬れた。折れたというのではなくて、斬れた。
盛り上がった。店主もご機嫌で少しお話をした。そのなかでこんなことも言っていた。「僕が客を呼んでるんだよ」
そうかもしれないなー。店内はごった返していた。これは店主の持つ力。だいぶご年齢だったので、今やっているかどうかわからないのだけれど。
人を呼ぶ力。力は持っている物か作られている物か…どっちかなんでしょうね!わら