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浅はかな妄想探訪記

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かみながひめとグランプリ

なんだかふとこの昔話を思い出す時期があった。

今日の目次

髪長姫と道成寺

髪長姫は、姫の髪の毛を小鳥が城に運んでそれを見つけた殿がこんな美しい髪を持つものは美しいに決まってる!ってことで探し回って姫を見つけて妻として迎え…めでたし!みたいな話だったかと記憶していたのだけど…

nihon.syoukoukai.comだいたいあってるかなww。

かみなが姫

道成寺には、お寺の創建にまつわる「かみなが姫(藤原宮子)」の伝説があり、『宮子姫伝記』という絵巻が残っている。

dojoji.comこれをみると、まんが日本…は大分劇的に装飾されてるんだ…。

安珍清姫

道成寺というと、安珍清姫を思い出す…。とんとんおてらの道成寺。歌もあったよね。

dojoji.com道成寺、一度行ったことがあるような…。誰とどのようにしていったか覚えてないな…うーん。和歌山県…。

DNA解析を追加装飾

髪長姫については、髪の毛だけを見てこれは美しい女性に決まってる!と結論付けた経緯にずっと違和感を持っていた。子供の頃に抱いた違和感は、こんな年齢になって、これって実は、城の科学技術は庶民が思うよりもはるかに進んでいて、髪の毛をDNA解析したんじゃないか?と展開していった。そうするとまた新しい創作劇が繰り広げられるww。で、本来の話ってどんなだっけ?と。

改めて観てみると

こうして改めてストーリーを確認してみると、髪の毛を小鳥が運んで宮中に招かれるというのが創作なのがわかるが、海で観音様が光を放っていたといのは、本当に光っていたんだろうなー。って思う。

そのころのσ(゚∀゚ )オレエピソード

その、何年前かな。6~7年前かな。髪長姫がやたら気になっていた頃のσ(゚∀゚ )オレの話。

空港にて

関東方面で所用があり、地方の空港から早朝の飛行機で東京に発つ予定を立てていた。早朝のため、搭乗日の朝は空港のラウンジ*1で早朝限定無料パンとジュースで腹を満たしていくことにした。

不思議な声(メッセージ)

予定通り、空港のラウンジで朝食を済ませてそこを出ようとしたとき、ふと、そこにあった厚手の袋入り紙おしぼりに目が留まった。そして、これ持っていきたまえ!と、声がした。なんつって。少年少女世界SF文学全集的に聞こえたわけはないのだが(笑)、いつものよくあるメッセージのような。これを持っていた方がいい、という何かがあった。

これを持っていたら何があるんだろう?と、珍しく気になったので、試しに一つ手に取り、バッグの前ポケットに入れた。

機内にて

飛行機は窓際派。その日も窓際に座った。それほど混雑しておらず、一席おいて小学校低学年と思われる小さな女の子が座っていた。え?こんな小さな子が一人?…なわけないか。そのうち母親か引率者が来るのだろう…と思っていたが、誰も来ないまま飛行機は出発したΣ(・ω・ノ)ノ!

きちんとした女の子だった。お行儀よく静かに座っていたが、ふとため息を漏らすなど、どこか退屈そうだった。どうも飛行機には慣れているようだ。時々行き来があるのだろう。なにか家庭の事情があるのかな?東京では誰かが待っていてくれるのだろうけれど…。えらいなぁ。。などといろいろ想像した。

髪長姫っ(絵本)!

小さな子一人というのは気になったが、見知らぬ大人に声をかけられるのも嫌だろうと思い、声はかけないことにした。とはいえ、視界の隅に入る女の子の様子はそれとなく気にかけていた。飛行機は1時間半ほど。子供にとってこの時間は長い。女の子は退屈しのぎに昔話の絵本を何冊か持っていた。その中の1冊に「髪長姫」が。

ちょうど気になっていたその頃だったので、うおぉぉぉー-!それ見たーい!なんて思ったが、ぐっとこらえて平静を装っていた。静かに時は過ぎ、機内に まもなく到着…のアナウンスが流れた。その時、視界の隅に入っていた女の子の動きに違和感が…。ん?鼻を押さえて、押さえた指を見ている。

鼻血か!

はっ!と、横を見て、声はかけまいと黙っていた口を開いた。「鼻血でたの?」

女の子はこくりとうなづいた。慌てて先ほどバッグの前ポケットに忍ばせたラウンジの厚手紙おしぼりをとりだして、渡した。女の子は黙ってそれを受け取り、鼻を押さえた。すぐに、客室乗務員呼び出しボタンを押して、見える限りの乗務員に手を振って合図した。

女の子には「お姉さんが来るからね」と、声をかけた。客室乗務員の「お姉さん」が来るまでの少しの間、女の子に声をかけたが、そのたびに女の子は「お姉さんが来るから(大丈夫です)」と、繰り返した。

じきに「お姉さん」がティッシュを片手にもりもりと握りしめてやって来た。その様子はちょっとワイルドでびっくりだったのだが(笑)。ちょうど飛行機も着陸して出口へのアナウンスが流れ始めたので、あとはその「お姉さん」に任せてそれ以上は何も言わず飛行機を降りた。

それから数年後

それから何年かたったある日のこと。昼のワイドショーを見ていると、ある人気の芸能人登竜門的な全国オーディションでグランプリに輝いた少女を大々的に取り上げていた。あの有名な演出家がべた褒め。地方出身の女の子だった。その女の子は、早いうちから地方に住みながら芸能人を目指していたらしい。母親がホンモノに習わなければ一流になれない、この地域ではだめだ、と、首都圏の芸能関連スクールに通わせていたのだそうだ。へー、すごいなー。

お?もしかして?

あの厚手紙おしぼりの出来事から何年か経っていたのと、自分の記憶の中の女の子の容姿が一致しなかったので気づくのがあとになったが、この子、あのとき飛行機に乗り合わせた子じゃないか?

それならば、あの小さな子が一人で飛行機に乗っていたのもわかる。慣れた様子だったことも。退屈そうなため息も。しょっちゅう東京に通っていたんだ、習い事のために。

実は、このグランプリに輝いた女の子の出身地は、あの厚手紙おしぼりの時に搭乗した空港のある県。可能性は大。それに、テレビで見るのと実際の身長ってかなり違う。自分がその女の子と飛行機で乗り合わせたとき、小学校低学年か?と、思っていたけど、中~高学年だったのかもしれない。だとすれば、このグランプリの少女と年齢が合う。

へー。

だからって、なんでもないんだけどね。まぁ、σ(゚∀゚ )オレのエピソードは違うかもしれないし。顔もはっきり覚えていない。でもまぁ、とにかく、ポケットティッシュをバックからごそごそ探してさし出すよりもすぐに間に合ったし、一般ラウンジとはいえ少し高級感のある厚手のしっかりした紙おしぼりで用途も適していたし。役に立ったことが一番よかった。

だから、なんとなく、意識に上ってくるメッセージは、気に留めてもいいのかなと改めて思った出来事ではあった。

時期に(磁気に?)こういうの操作されるようになるのかもしれんが。

直感力大事。


*1:テレビで芸能人が御用達みたいなほうじゃなくて、航空会社系カード会員の一般ラウンジ