オカルト波ℙ

浅はかな妄想探訪記

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美しいひと

以前、美しい鶏*1について書いてみたのだけど、今日は人間Ver.。美しい男性の話。

今日の目次

都内某所 Vol.1

○○町と○○谷の間 辺りの待ち合わせスポットで ある女友達と待ち合わせをしていた。彼女がσ(゚∀゚ )オレが来るのを待っていると、外国人の男性が声をかけてきたという。

モデル級オリエンタル美男子

その男性は、黒髪で長髪の中東オリエンタル美男子。背も高く、白いワイシャツにスラックスといった身なりで、清涼感溢れていたらしい。おお、こんなモデルのような人が…と、思ったのもつかの間…。この男性、次に発した言葉が「XXXしよう」だったのだそうだ。

(# ゚Д゚)!でもまぁ、時々、日本語を知らない外国人に卑猥な日本語を教える人が居る。その類かもしれないと、すぐには怒らなかったらしい。あまりにも美男子だし( ´∀` )。でもまあ、なめてんのか、という思いも湧いてきたので、ならば、と、からかうつもりで「だいたいね、日本人の女だったらすぐに○れると思ってるんじゃないの?そんなのここでしないで○○○ですれば?それに私そんなに簡単なやつじゃないよ」とかなんとか、とにかく日本語で言いたいことを言いたい放題言い返したらしい。そして「この後、男友達と待ち合わせしてるからここで待ってんの。よかったら紹介するよ。」と言ったのだそうだ。

すると、そのオリエンタル美男子はどこまで彼女の日本語一人劇場を理解したのかわからないがとにかく困惑した顔をして(そりゃそうでしょうね…)、「ああ…もし、興味があったら電話ちょうだい」と、PHSの番号を渡してくれたそうな。まだピッチがあった時代ね。

後方に控えるロシアン美男子

その時に、そのオリエンタル美男子の方に目をやると、その後方に、その当時にしては珍しいワイヤレスイヤホン(ヘッドセット)を付けた似たような身なりの長身金髪短髪ロシアン美男子が控えていたそうな。ロシアンかどうかわからないが映画ロッキーに出てきたロシア人に雰囲気が似てたのでそう思ったらしいww。

オリエンタルとロシアンは目を合わせたり、合図をしたりということはしていなかったらしいが、身なりや雰囲気からこの二人はペアだな、と、思ったのだそうだ。そして、そのロシアンはヘッドセットで誰かとコンタクトをとっている様子だったとか。

国際美男子軍団の謎

この二人以外にも仲間がいるってことか。何のグループなんだ?実は何か国際的やばい軍団かな…( ゚Д゚)。

…などとも思ったらしいが、じきにσ(゚∀゚ )オレがやってきたのが見えたのでその場を立ち去り、それ以上彼らも追って来ず、それにてその件は終了。その後、彼女もPHSに電話することもなかったそうで、これにて一件落着。

…という案件だったのだけど、一体全体なんだったのか?あんな卑猥な言葉でついていく女子もいるのか?ついていったところでどんな目に合うのか?それにしても綺麗な男性だったらしいが、惜しいことをしたとは思わなかったらしい。

都内某所Vol.2

そして、その彼女の話がもう一つある。彼女は住まいが近かったこともあり、六本木ヒルズのTOHOシネマズに深夜の映画を一人で行くことが時々あったらしい。映画が何時に終わったか知らないが、朝方少し明るくなり始めていた頃。映画館を出て歩いていると背の低い外国人が声をかけてきたそうな。

その男、マイケル(仮称)

英語で、こう言ったとか。
「はーい、俺はマイケル。ダンサーなんだ。公演で日本に来てる。君は何をやっているの?」と、こんな感じだったらしい。名前はマイケルだったかどうか定かではないがよく聞く名前だったといっていた。英語は話せない彼女だが、ヒアリングは割とできるらしい。彼女も彼女なりに英語で返したが全く通じなかったんだと(笑)。

それで、特に好みでもないし、適当にはぐらかそうとしていると、六本木ヒルズレジデンスを指さして「今そこでパーティーやっているから遊びに来ない?」と(英語)。

パーテーピーポー(不在)

ん!ヒルズ族*2は知り合いに居なかったので、そこには入ったことない!興味津々、行くっきゃない!と、ただの好奇心でついていったんだとか。

しかし、部屋に入ってみると、何もない。テーブルセットがおいてあるが、その他の家具や食器と言った生活に必要なものが全くない。冷蔵庫にはコーラが冷えているだけ。見晴らしは良かったが、そんなに広い部屋でもないし、清潔だがゴージャスではない。それに、パーティーやってるって君しかいないじゃないか!

そんな中、その仮称:マイケルは、テーブルに座ってコーラを片手に「マイルーム!」と、ご機嫌で両手を広げて部屋を見渡し、いーだろーアピールしていたそうな。

不審な電話

なにがマイルームやねん。どこがパーティーやねん。と、思っていると、仮称:マイケルが携帯でどこかに電話を始めたらしい。ひそひそ話していて何か聞き取れなかったのだが、仲間に女を一人捕まえた、なんて言ってるんじゃないか?この目の前の一人ならなんとかなりそうだが、ごっついのがやってきたらかなわんな、これは逃げよう。そう決めたそうな。電話中に奥の部屋に目をやると、白いシーツのベッドの端っこが見えたんだと。

一人芝居の猿芝居

さて。仮称:マイケルが電話を切った。やってきました!彼女十八番一人芝居のお時間!前の時と同様、日本語でとにかく言いたいと思ったことをべらべらしゃべり続けたのだそうだ。仮称:マイケルは日本語が全く分からないようで、鳩が豆鉄砲を食ったような顔になっていたらしい。その顔を見ながら笑顔で平然と部屋を出たそうな。館内にはコンシェルジュもいたそうだ。

軽く会釈しながらしれっとその前を通り表に出て、すこし歩いたところで振り返ると、背の低い植え込みの陰に屈んで身を隠しながら顔だけぴょこっと出して様子をうかがっている仮称:マイケルが見えたらしい…。

なんだか、絵的には随所漫画のようで笑える、オチのないコントのようなお話だが。彼ら、何をしてるんだろうか?

おもてなし精神とやら、見直しの時。

まぁ、そんなわけで、この彼女はちょっと変わってるから無事だったけど。気を付けて。簡単につかまっちゃいけませんよ。

それと、日本人って優しいのよ。受け入れてあげようって気持ち(いわゆるいいように使われるおもてなし精神*3)ってやつが強くて、相手が英語で話してくるなら、なんとかして聞いてあげようとか、英語で返そうとかするんだけど、欧米なんかだと、言葉出来ないと相手にしてもらえないからね。日本なんだし、日本語でどうどうと喋ってみればいいんじゃないかと思うけど。まあ、時と場合によって。ですが。

おしまい。

美男子にちなんで( ´∀` )👇

 


*1:

2o65o.hateblo.jp

*2:現在は)死後認定?

*3:無条件受け入れおもてなしにへの懸念についてはこちらもご参照ください👇

2o65o.hateblo.jpこちらもなかなかよいです👇

honto.jp