オカルト波ℙ

浅はかな妄想探訪記

      浅はかな妄想探訪記

大まかな感想的な

最近読んだものから…

部分的な引用や感想にて多用させていただいているこちらの本👇

思いついたことと関連させながらこの本に書いてあったことを参照させていただいていたのだけど、少しまとめて感想を。

今日の目次

怖くないよーっ

とにかく、読み始めるまでは怖いのでは…と、本を開くことをためらっていたのだけど、まったくおどろおどろしくなく、怖がりのσ(゚∀゚ )オレでも普通に読めた( ´∀` )。

アマゾンを見ていただくとわかるけれど、お試し読みでがっつり読める部分は、(;゚Д゚)怖っって感じで衝撃的…こういう導入からの展開だったため、途中から学問的な分析になると、怖いながらももう少し実際のエピソード的なことを聞きたくなってしまうのだけど、本の題名の通り「研究」なので、後半は、かなりそうした書き物。事の洞察とそれの解釈みたいな。

トランスパーソナルのさきにあるもの

以前のポスト*1に引用したけど、トランスパーソナル心理学的に分析しようと試みるも、これという回答を導き出せないのが現状のよう。この分野の解決には、どうも他分野の学問も必要になってきているみたい。物理とかね!

で、導入部以上におとろちーことは書かれていなかったが、ところどころ、織り交ぜてある実体験や取材に基づく実話エピソードは面白かった。

歴史が面白い

呪術を考察するにあたって、その歴史についても書かれていたのだけど、呪術と言うものが単独で存在しているのではなくて、時代背景や宗教、政治など様々なことが絡み合っていることも興味深かった。宗教よりも古くあるものとか。ちょっと幅広すぎて、大きな流れの中の大まかなことしか書かれていないので、詳しい方には物足りないかもしれないけれど。わずかな中にもその時代に思いを馳せることができて、興味深かった。

諸々

宗教の部分にはなかなか触れづらい点が多くあると思うけど、ざっくり、なるほど、と。インドにそもそもあったものがさまざまな形で日本に伝わっているのだなぁ。とか。つまりそもそもあったものが組織化して体系化されたのが宗教なのか。

ところで

この著書とは関係ないけど、四国と言うと、修験道弘法大師、八十八カ所と簡単に結び付けて説明されることが多いけど*2、八十八カ所の成り立ちには、実は不明点が多い。

☝️この本が詳しい。

細部と全体をバランスよく

あ、この項のタイトルつけて思った。こういうの、木を見て森を見ずっていうのか。ソレソレ⇒σ(゚∀゚ )オレ!

部分的におお!と思ったところを引用して妄想探訪記的にひとり盛り上がりしていくつかポストしたのだけど、こういう部分的解釈を拡張させるというのがいわゆる木だけ見ている状態で、全体として森を把握しながら木を見る視点もないといけないなと、ちと振り返ってみた。つまりこの本は、人の意識の拡張の先にあるものとか、その作用についての大きな考え方の中にある内容で、トランスパーソナル心理学というものがわかってないといけないのだと思う。

そこんとこの知識がないσ(゚∀゚ )オレの部分引用はある意味、自分のわずかな知識と個別の木々を組み合わせたファンタジー…。

本のタイトルと中身の印象は違ったけど、新たな発見もあって、妄想も広がるし、楽しかった。

気になる方は実際に読んでみていただければ何卒。

👇

呪いの研究-拡張する意識と霊性

*1:

2o65o.hateblo.jp

*2:先日見かけたオカルトTubeでかなり雑にそんなまとめかたされててエーッって😮‍💨