なんだか、世の中の映像機器はとても高精細になっている。こうして機器のスペックだけ見ていると、いかにも高性能・高品質が求められているように思えるが、実際に好まれて世に溢れているものの低品質化が著しいと感じる今日この頃。ちょっとそんなにお安いでもないバッグですら、数年持たない。合成革とやらがベロンベロンになったりする。物質的な使い捨てはやめましょうという風潮になってきたが、デジタル面では使い捨てが進んでいる最中。その中で重宝されるものに高品質なものは少ないかもしれない。どんどん量産されて真新しいもの、作り続けなければならないルーチンに陥っている感。それは、簡単に手に入るし気軽に取っ替え引っ替えできるもの。高品質とか高性能の重要度は低い。ただ、瞬発力が異様に必要なのかもしれない。とにかく、いままでの感覚の高品質とか高性能というのとは違うものがより多く受け入れられる世の中になって、映像機器の高精細ってなんだか矛盾しているなって思った次第。
林檎さんが歌う、この歌のタイトルは半ばやけっぱちにも思えるけど、歌詞にある↓
こんな時代じゃぁ手間暇掛けようが掛けなかろうが終いには一緒くた
きっと違いの分かる人は居ます。そう信じて丁寧に拵えて居ましょう。
人生は夢だらけ 椎名林檎
…っつうのは、今の世の、物質的使い捨て時代から、デジタルコンテンツ使い捨て時代の嘆きにも思えて、しんみりする。まあ、深いところのオチはないんだけど。とりあえず、丁寧に拵えられたものが見える目を持っていたいなと思う、かな、oléとしては。
年末年始
あ、遅くなりましたが、すっかり明けきってしまいまして、おめでとうございました。とはいえ、年初から様々なことが起こり、新年のご挨拶をオフィシャルに出すことに戸惑われた方も多いかと。ここは個人宅なので、オフィシャルというのではない的なのでして恐縮。。
とにかくなんだか、昨年から色々だった。ちょうど年末にじげんゆがむ？みたいなことがあったりもして、大晦日はゆっくりするはずだったんだが…元旦は年賀状の出していなかった分を対応しようと、夕方になって仕事場に行き、席に座ろうとすると、なんか、「今揺れた？」って、聞きたくなるような（実際聞いたのだけど）揺れ感があり、かといって、部屋のものは揺れておらず、一緒にいた家人も知らんぷりしてるし、まあ、気のせいか、？お？ーまたなんか、机がグニャんとしたような…ここで「時空が歪んだみたい…」と、言いそうになったか、小声で言ったのだけど、相変わらず知らんぷりしてやがるんで、それ以上は声をかけず座って作業を始めた。しばらくすると、スマホを見ていた家人が、地震があったって！と、いう。聞くと、さっき（一人で）騒いでいた時間じゃないか…。
日に日に状況が明らかになって…ニュースを見ていると、本当に胸が痛む。
長く下書きにしていました。
