表立って名声を得る人もいるけど、ひそかにブームの火付け役となっている人や事例って結構多いんだと思う。そんなこんなで「権利」というものを主張せず、流用されながら未だに色褪せずあるものっていろいろあると思う。
電車でGO、実は徳島県生まれ
例えば、「●●でGO」というフレーズ。これ、ハルメンズの「電車でGO」がはじめなのではないだろうか?そのまんまの名称で大ヒットしたゲームもあるけど。ハルメンズに特に何か入ってきたわけでも、打診があったわけでもなかったらしいことをイベントで聞いた気がする。その言葉をもじった企画や番組は全国・地方、日本国内に多くあるんじゃないだろうか。と、思う次第。
地方ラジオ局では、「ケイリンでGO!」なんてのがあったっぽい。
https://www.joeufm.co.jp/keirindego/
Wikipediaによると、「電車でGO」は1980年のハルメンズ近代体操に収録されている楽曲。
作詞・作曲の佐伯健三氏の話によると、この歌は、徳島大学歯学部在籍中に、佐伯氏が徳島の在来線の車内でラジカセに録音されたのだとか。
あ、ありました↓(ご本人Tweet)
電車でGO、さらにいえば、でGO、というフレーズを作ったのは佐伯健三です!1979年10月、徳島で考えました!RT @tkucwn: 電車でGO!というフレーズはゲーム会社より先に戸川純さんが使った、というかハルメンズのサエキけんぞうさんが作った、という情報をつぶやいておきます
— サエキけんぞう (@kenzosaeki) July 22, 2016
娘。のはじまり
ハルメンズのころは漢字の佐伯健三氏、のちに「サエキけんぞう」と改名して活動。そのサエキけんぞう氏について言えば、あの「モーニング娘。」のプロデュースを手掛けたことにもチラリ触れてみたい。このはじまりはつんく氏ではなく、サエキけんぞう氏と桜井鉄太郎氏のプロデュース。浅草橋ヤング洋品店というテレビ番組が始まり。つんく氏に代わった経緯は知らないけど*1。なので、デビュー曲の「愛の種」は、サエキけんぞう氏作詞。のちのテレビ放送ではクレジットが消されていることも…( ゚Д゚)。地下イベントではときどきネタになってました( ´∀` )。ともかく、歌詞の通り?愛の種はまき散らかされました。
特殊業界のことはよくわからないけど、Web創世記にひらめいた彼女*2や名タイトルを産み出した佐伯氏(サエキ氏)も自分がすごいとか、それは自分のだーなんてちっとも言ってないけど、つまり、とってもサエている❣
ということで。
*1:追記:
こちらのPoscastでなぜつんく氏に代わったのかお話されてます( ´∀` )
真相は…28:32~聴いてみてください㋧。
KBS京都 サウンド版ハンケイ500m:Apple Podcast内の第163回「"品"を絶やさずお菓子を作り続ける老舗和菓子さん / サエキけんぞうさんゲスト」2021年10月23日(土)放送分
*2:この部分は別ポストの予定(未定)。