最近、救われたというか、これでいいんだ、と、ほっとしたこと。
いやいやもう、すぐ忘れちゃうから書いておこうと思って。
今日の目次:
ドラマより
NHKで放送されている「拾われた男」っていうか、昨晩の[10]で最終回だったのか…( ;∀;)
www.nhk.jpDisnyPlusでも見られるんだ…と思ったら、制作はNHKとウォルトディズニーだった。最終回のエンドロールで確認。
youtu.beいやこれ面白くて。
disneyplus.disney.co.jpそれで、面白いというだけでなくて、出演者もすこぶるよろしくて👆に詳しい。
大好きなひーろーこーひろこひろーこーと伊藤沙莉ちゃんが出てて。ほんと、楽しい!
それで、この6話だったかな。その中でのある台詞。
エピソード❻
そのエピソードは、ドラマの撮影で京都を経験した主人公が、いわゆる京都病という病にかかってしまうという、ようは、出演者に惚れてしまうという、そういう、きっと役者さんあるあるにどハマりしている状態からのプロポーズ、結婚という話なんだけど。
その中で、伊藤沙莉ちゃん扮する比嘉結が言う、このことは許さない、でも、私はこの人と強く生きていくことを決めた、と。そのような台詞だった。
許さない消化の仕方
これ、すごく刺さったというか、救われたというか。許さなくてもいいんだ!と。ある意味、許さないという事を許された気がした。それは、ずっと恨み続けるというのとは違う。それに続く台詞。それを乗り越えた大きな決意をするということ。大切なのは、前を向いて進んでいくことだと。許す・許さないということに執着して、その事にしがみつくことはしなくていいと。過去のことは過去の事。その時それは許せないことでその事実は変わらないかもしれないけれど、この先進んでいくという決意を持つことで、それはいつか消化されていくんだと。なんだか、このように受け取れて。
前を向く決意
実は自分も許せないと思うことがあって、ここ何年もそのことにとらわれて生活してきた。気が付けば、そのことの恨み節とそこから派生する妄想とで日常の大部分をその妄想憎しみ創作劇場に費やしていた。なんて暇だ!いや、ヒマじゃなくて…。なんて無駄な。そうだ、前を向こう。あったことは仕方がない。そこにとらわれず、前を向いて歩いていこう。そして、いつの日か、気が付いたらその事が消化できていればいいんだ…。
大好きな女優さんの名演技に、なんか、救われた。
生きながら汚れながら澄んで終わる
ううう。これって、自分が一番好きな山頭火の晩年の区に似てる…
「濁れる水の流れつつ澄む」
一生懸命、毎日自分の命と向き合って生きる。気が付けば、過去のことは消化されている。過去の心の傷は癒え、気持ちは澄んで晴れ渡っている。そんなふうに穏やかな最期を迎えたいなぁ…。そのための毎日、日々、精進。
なんだか、そのときどきのあれこれを、白だ黒だと分類する必要はないんだなと、最近思うのであった…。
おしまい。