スーパーのレジに並んで振り返ると本棚がある。ときどきムーも見かける。その日振り返ると目に留まったんで買ってみた文藝春秋。
文藝春秋2023年4月号 2年前。
今日の目次;
スーパーのレジ前にて
極稀に、スーパーのレジを待っている間、振り返ったところに配置してあるラックに並ぶ雑誌を手に取ることがある。その日は何故か妙にこの文藝春秋が気になって買って帰った。
文藝春秋2023年4月号
- (2)国内農家に「コメつくるな、牛殺せ」は亡国への道
改めて、今、見てみると、あぜーん、って感じ。コロナカで米需要が低迷し、コメ余りで米価が下落。備蓄米以上はつくるなというお達しが出ていたと。素人がこの一つを取り上げてどうとは言えないところはある。しかし、2年前にこれって…。ようは、作るなと言いつつ輸入量は減らしていないと。自給率を上げていかないと、有事の際にヤバいと。なぜ「食」を軽視するのかと。今まんまとこんな状況になって。牛の話なんかもあまりにも気の毒で…見ていてつらい。
消えた自給率UPレポート
この節にはその他にも興味深いことが書いてある。
二〇〇六年頃、農水省は食生活をコメ中心の和食文化に切り替えるだけで、自給率が六三%まで上がるとの試算を出した。「我が国の食料自給率」というレポートにも試算を掲載した。
と。しかし、これがいくら検索しても出てこないと。もはや存在しない扱いだと。この章の著者は、それに強い疑念を抱いたそうだ。
時々、官公庁のPDFなど、ええええ!っていうのをたまたま検索で見ることがある。あ、そういえば、あれどうなったっけ?と、思ってしばらく後に検索しても出てこないことよくある。その類なんだろうか。コメを主食にすればいい、ただそれだけなのに…
もう、裏にあるものが色々見え隠れしすぎて素人手出しできず事案。
もう一つ興味深いこと
- (3)米国が押しつける遺伝子組み換え作物、ホルモン牛肉
この章にジャガイモのことが書いてある。米国の大統領が変わって輸入・関税に関するニュースをよく見るようになった。そのなかの品目に「ジャガイモ」が並んでいて、ポテトチップスの加工用に輸入していただけだったけど、生食用も輸入するようにとか、よく聞いた。なんでとりたててジャガイモ「生」なんだろ?と。
どうして「生」はダメなんですか?
それは、むっしーがいるからです。ウォンチューじゃなくて、ニャンちゅーじゃなくて、、、ウォンとかニャンのところはセンです。それが入って広がると国内ジャガイモ・滅だとか。もう一つの問題は、かつてのレモンの時と同じ、昭和世代はピンとくる(かな?)あれです。輸入時に撒かれるやつ。昔はぜったい買わなかった。あの印のそれ。
まあ、全部読んでいたら、「危ない!」切り口多すぎて、もう、なすすべなす。。。
よかったらどうぞ
んで、UFO関連以外は読書苦手なんで文藝春秋みたいな読み物初めて買ったのだけど、ものすごい文量で、これを毎月出版してるのって、お仕事とはいえ、すごいなーと。こんな大量にこんなにたくさんの著者に個別に原稿もらって段組みして校正とか、それぞれ部隊があるにしても、ヒーってかんじ。
中古がうんと安いので、ご覧になってみてもいいかもしれません👇
その他、興味深い内容
そんな文藝春秋さんは100周年だそうです。