オカルト波ℙ

浅はかな妄想探訪記

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オカルトとスピリチュアルの間に

先日の時間があったので、TSUTAYAにちょっと立ち寄ってみたら白洲次郎さんの熱い視線に胸キュンの余談。

今日の目次

脳科学のコーナー

自分の生い立ちもあり、なぜ人はそう考えるのか、というようなことに興味があるので、脳科学のあたりを物色することが多いのだが、ふと、そういえば、脳科学って、割と新しいジャンルだな、と思った。なぜかというと、過去に書店でこの本を手にしたとき、この本が置いてあるであろう書店の本棚での配置関係」(つまり、この本がどういう位置づけの書籍であるか)をうまく表現していて、面白いな、と、思ったことを記憶しているから。そのころは、脳科学のコーナーはなかった。本棚のどの位置かというと、オカルトとスピリチュアルの間、ドンピシャ('ω')ノ。

👇

そのころ っていつかというと、この本が二〇〇六年出版なので、そのあたり。それで、脳科学ってジャンル、いつからかな?と、検索してみたところ、下記のPDFがHITした。

論説
脳科学ブームと疑似脳科学

http://rci.nanzan-u.ac.jp/ISE/ja/publication/se25/25-09suzuki.pdf

二〇〇九年度科学技術社会論学会柿内賢信記念賞研究助成金による研究成果の一部として書かれたもののようだ。このPDFの書き出しはこう👇

近年、脳科学は著しい発展を遂げている。

論説 脳科学ブームと疑似脳科学

なので、本屋にも脳科学のコーナーができたのではそのあたりからかもしれない。脳科学への興味の高まりを示す指標として、次のデータが出ていた。

紀伊国屋ウエブサイト「脳」の検索結果

1990年199冊/年
2008年583冊/年
2009年669冊/年
2010年625冊/年
論説 脳科学ブームと疑似脳科学 より)

ちなみに、本日*1紀伊国屋書店ウェブサイトで「脳」の検索をするとセーフサーチONで全26039件 、セーフサーチをOFFにすると26,434件ヒット。
キーワードを「脳」にしているので、これらがすべて脳科学に関連するわけではないが、同様の検索でこれだけ爆爆爆爆爆伸びしている!

へー( ゚ ρ ゚ )。

興味がある方は掲載があるうちにどうぞ。

読書感想というか…

で、上の本「第1感」、読んだのだけど、結局のところそれを実証するためにはデータの蓄積しかない、、みたいな感じだった。半分は、実地調査みたいな。いわゆる脳科学的なアプローチではなかったので、途中で読むのやめたのだった記憶…。自分は直感で生きているようなところがあるので*2、いつも実感している感じでいいや、と。それを突き詰める必要はないかなと(;^ω^)。そこに理由は不要だなと思った次第。

内容的にはピンとこなかったけど、脳科学コーナーのない時代に、その本の位置づけを表す表現が面白いかったなと。そういう本のお話でした。

おしまい。

*1:2022/6/17

*2:むしろそれしかできない…不器用なんで?