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浅はかな妄想探訪記

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ムーンショット(目標2)デジタルと融合する社会:医療編

ムーンショット公開シンポジウム聴講記、その2

www.jst.go.jp

概要

大きく分けて3部構成。2部のゲスト講演は正直よくわからなかった(;^ω^)。3部は現場の声という感じで、1部の各専門分野の先生方の講演に感じた違和感を埋めるような内容でなるほど。目標2のクリアすべきテーマは「未病」。この分岐点を生理学的にどう見極めるか、数理学的にどう定義するか、みたいな。

1部についての感想としては…;

現在の目標2を実現するキーワードとしての「未病」。これはCMでも耳にする通り東洋医学黄帝内経素問)で用いられる言葉だけど、プロジェクトのメンバーは現代医療の先生方なので、必然的に西洋医学からのアプローチ。大枠としては「未病」という概念定義からのAIシステム構築という話。その人が持っている生体マーカーを未病要素として早期発見につなげるとか、とにかく生理学的データを集め捲って数理学的に解決していくための総合データベースを構築するのだとか。
数理学的に、といっているのはAIのこと。
結果、そのために人々はますます機器を活用して機械と共に生き(身につけた機器が生体データを収集)、AIに解決してもらうというような医療モデルの発表会であったかなと。目標敷かれているからそう持っていくしかないわけだが。各専門の先生がその病気からのアプローチをどうしていくかということだった。
もう少し今までの医療とはまったく異なる生体ネットワークの保全というような全体のバランスを診る俯瞰的アプローチによる健康社会の実現に及ぶまでの計画目標その2であるかと期待したのだが、現段階ではそういう話ではなかった。第3部を視聴して現場の混乱が垣間見える感じで、そうだよね…。という感じだった。新しい考え方が取り入れられたわけではなかったので、現在の延長線上の創造の範囲。でもこれから数理学的要素と融合していく中で新たな発見や発展があるのかも。
私は興味はあるけど頭はないので、へーへー、と、見るだけだー(*´ω`*)
でもいろいろな病気の専門の先生がお話されたので、パーキンソン病が腸内細菌から発症につながるのではないかという話があるとか、パーキンソン関連認知症っていうのがあるなど、ふむふむであった。
んで、とにかく目標2のテーマが「未病」の定義のようなので、感染症の未病ってなんなん?っていう話になっているみたい。ウィルス感染の未病って侵入を起点とするのだって。感染症は未病という状態の定義がほかの病気と異なる(そりゃそうだ)。もう、こうなってきたら、未病って、生物として生まれた時点で未病状態といえるかもしれんが…。人畜共通感染症とかね。ペットはみんなロボットになるのか(妄想…)。危険なものを排除するってーのを突き詰めると映画でよくある話になるよね…。
細菌っていうのは言葉に出てこなかったような…。出てこなかっただけか、聞き逃したか。最近話題じゃないからかな?ウイルスと発生メカニズムが違うからだろうか。その辺はよくわからん。

メモ的なもの

Critical Transitions(臨界状態遷移)
動的ネットワークバイオマーカー理論(DNB*の揺らぎ検出)
Dynamical Network biomarkers
Signal not from statistics but from dynamics
発病から未病への後戻りという考え方。今ならまだ病気の前の状態(見た目健康で発症前の状態))にもどることができる、みたいなの。
DNBの揺らぎを検出して未病を定義する。
遺伝子ネットワークモデルを用いたDNB理論の説明とか。
DNB解析ツール on Google Colab
AMED(エーメド)ってなんだ?
これだ⇒ 国立研究開発法人日本医療研究開発機構

2050年までに、(機器を身に着けていれば)意識せずに免疫環境を日常的に自動調整されるシステムまで行くらしいよ!
We choose to go to the Moon.(JFK
Moonshot for Human Well-being.
健康でありましょう!
おわり